蕨「焼鳥・立ち飲み 悠凛」女将さんの料理がやたら美味しいディープな飲み屋さん
「焼鳥 あかり」で軽く飲んだ後、前から気になっていた「焼鳥・立ち飲み 悠凛」へ。
入りづらい軒先だけど、意を決して扉をガラガラと。
店内はカウンター席6席ぐらいと、2人掛けテーブルが2席。
先客は、常連さんらしいお母さん一名。ただ入れ違いで帰っていったのですぐにノーゲストに。
店員さんは、お母さんお一人で切り盛りしているとのこと。
入店してとりあえず何飲むかを検討していても、注文を聞く気があるのか?というぐらい、あーだこーだ会話をしてなかなかファーストオーダーまで辿り着けず…。
初訪問なのに入店5分で常連になった気分。
お母さん、おしゃべり好きなんだろうなぁ。
なんとか、レサワの注文に成功し乾杯!
さて、つまみはどうしようか?と悩んでいたところで、お母さんとのトークが始まりその間に常連と思しき男性が入店。
つまみは、その男性に追随することにした。
豚のど軟骨串焼き
このボリュームで1本100円!
今まであまり食べたことない気がする豚のど軟骨。
食べてみると、コリコリ食感で豚特有の臭みもなく美味しい。
添付の辛味噌もお母さんお手製だそうで付けると程よく辛くてすごいマッチする。
この部位は入荷タイミングが不定期らしいので、メニューに記載があれば注文必須かも!
しそつくね(奥がタレ、手前が塩)
これも常連さんが注文していたメニュー。
「うちはタレも自家製でおすすめだよ」とお母さんが言ってたのでどちらも頼んでしまった。
ふわふわつくねにほんのりとしその香りでめちゃ美味しい!
確かにタレも美味しかった。ご飯に乗っけて食べたら絶対うまいやつ。
でも、この「しそつくね」に関しては、タレだとしそ感が消えてしまうので、塩で食べた方が美味しかったなぁ。
正直言うと、料理のクオリティに期待せずに入ったのに、なんか意外とみんな美味しいなとこの辺りで気づき始めた感じ。
生ゆば刺し 250円
初めて居酒屋で生ゆば食べたかも。
クリーミー&食感があって美味しい。しかも250円て!
同行人さんは、残った汁(豆乳)を飲んでたコーヒーセットに入れてソイラテを楽しんでました。笑
ちなみにコーヒーセットはこんな感じ。
中の量ハンパないと思いきや、コーヒーセットの場合の中は焼酎水割りなんだそう。
さりげない気遣いだ。
そうこうしているうちに、常連さんが1人増え、1人帰り、また1人増えを繰り返していて、来るのはやっぱ常連さんばっかりなんだろうなと感じつつも、お母さんの気遣いなのかお客さんがいい人たちなのか、一見さんの僕達にも話しかけてくれたりして、常連だらけの店あるあるの「疎外感」は全く感じずに飲むことができて楽しかったな。
もう少し何か食べたかったので、「トマトマリネ」なるものをオーダー。
トマトマリネ(400円)
注文してから出てくるまで結構時間かかっててお母さんに尋ねてみると、仕込みをしてたら味が落ちるから注文入ってから全てイチから作るというこだわりぶり。
このお店にしては高単価だけど、このインパクトよ!
ちなみにトマトは3Lのおっきいのを1玉使っているんだそう。
これは最初に頼むべきメニューだなぁと思いつつも、絶妙な味付けでペロリと完食!
ラスト何かということで、頼んだのがこちら。
たぬき冷奴(200円)
このボリュームで200円は安い。
しかも豆腐の形的にそこらの激安豆腐じゃない気もするし。
今まで何軒かで「たぬき冷奴」食べたけどここのが一番美味しかった。
そんなところでお会計。
2人で行って飲んで食ってで合計4,000円ぐらいでした。
(焼酎結構飲んだのになぁ)
お店のお母さんが「周りの人に商売ってわかってる?ってよく聞かれる」って言われるらしいのが納得なぐらい、美味しくて安いお店でした!
ちなみに店名に立ち飲みとあるけれど、現在は全て椅子席です。
ごちそうさまでした!また行きたい!
まとめ
正直そこまで期待せずに入ったお店だったけど、お母さんの人柄が居心地良くて、しかも料理がどれも美味しいし料理もお酒も安いのでついつい長居しちゃくなる!そんな感じのお店でした。
最寄駅にあったら週3ぐらいで通っちゃうかもという感じ。
外見の入りづらさからか、店内のお客さんは常連さんだらけだったけど、初訪問でもお母さんが暖かく迎え入れてくれるので、蕨で飲む機会があればオススメのお店です。
お店情報
会計方法:後会計
座席:全席座り
喫煙:店内で可能
メニュー:テーブルにメニュー表なし。壁の短冊&ホワイトボードを確認すべし